Workshop
対話がもたらす物語や、予期せぬことやあらかじめ用意した枠に納まりきらない状況に興味を持ち、人と人、状況をつなぐパターンデザインの可能性を探るデザイン活動の一環としてワークショップを行っています。
「JAM Workshop」シリーズは、丸・三角・四角の3つだけの図形を言葉に見立て、「対話のドローイング」を実践します。ペンやテープ、ステッカーなどの身近な画材を使い、その場に集まった人同士で会話するように描くドローイングセッションを行います。テーマは「コミュニケーション」そのものであり「視点の交換」です。
お互いの違いを確かめ合い、違いの中から見えてくる自分を発見すること、限られた状況から生まれる発想の広がり、偶然できた造形のおもしろさの発見。○△□で言葉に頼らないコミュニケーションを楽しみます。
その様子はさながらテニスのラリーか、ジャズのセッションのようです。相手の“ショット” に触発されながら“ラリー” を続ける。参加者はいつもと視点を少し変え、言葉ではないコミュニケーションの豊かさを再確認します。
丸、三角、四角はそれぞれ、じゃんけんのグー、チョキ、パーをイメージしています。セッションの参加者は、思い思いの○△□を出し合いますが、同じ紙面に3つが揃えば、“あいこ”。だれも勝たない・負けない、という思いも込めています。
この「JAM Workshop」を実践し、そこから生まれた造形を元に、赤羽美和がパターンをデザイン・制作するアートプロジェクトを「JAM Project」として制作活動しています。さまざまな人が集まる場に、ワークショップを通し、みんなで一緒にストーリーを共有できる、その場のオリジナルのパターン模様をつくりあげます。
ワークショップの開催や「JAM Project」 を通じたパターンアートの制作についてのお問い合わせは Contact からお願いします。